子どもの年齢

小児科では15歳以下の未成年を対象として専門的な医療行為を行っています。
ではなぜ15歳以下と定められたのかその定義についてご説明します。
それは子どもの体の成長がだいたい15歳くらいで終わるからです。
だからといって15歳になった時点ですぐに小児科から他の診療科に変えるというものでもありません。
およその目安として受け止めればいいのです。

 

乳幼児のころは体が少しずつ成長するにつれて体の免疫力も変化してきます。
幼いころは体の抵抗力がとても弱いため感染症などにかかる危険性が高くなります。
つまり年齢が小さい子ほど注意しなければいけないのです。
一般的には小学校に入学するころには、特別な病気を抱えていない限りほとんど心配ないと思います。

 

さらに小児科では何種類もの予防接種を行っています。
つまり感染症に関しての主なワクチン接種は小児科を受診している時期に完了するということです。
生後1ヶ月以内を新生児、1歳以降を乳児と呼んでいます。
母乳を飲んでいる期間を指していますが、離乳食を食べるようになると体の抵抗力も変化してきます。
中でも細菌性髄膜炎という感染症は2歳から4歳にかかりやすい病気です。
重症化すれば死亡する可能性もあるため怖い病気です。
先天性の疾患を抱えている子どもに関しても小児科で診ることになります。
このような理由から小児科の対象年齢を設定しているのです。

 

小さい子どもの場合特に夜中に急に熱を出すことがあります。
病院へのかかり方がわからない両親が深夜に病院に駆け込むこともよくあります。
ある程度は仕方のないことですが、数少ない小児科の当直医にとって多大なる負担となっているのが現状です。

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