小児科と耳鼻科
子どもが熱を出した時は、すぐに耳鼻科に連れていくというお母さんも多くいることに驚きます。
子どもが体調をくずしたらまずは小児科と考えていました。
子どもが熱を出してその原因が中耳炎によるものであったという経験があるお母さんは、次に子どもが熱を出したらすぐに中耳炎を疑って耳鼻科を受診するそうです。
耳鼻科に行くと、高熱を出した子どもが結構いるものです。
耳鼻科でも小児科と同じように、抗生物質や風邪の症状を抑える薬をもらうことができるからです。
さらに耳鼻科の場合、鼻水を吸ってもらったり、吸入したりするなどして耳鼻をきれいにすることもできます。
しかし小児科医によると、子どもが熱を出した場合は、まず小児科を受診した方がいいそうです。
耳を抑えているとか耳が痛いと訴えているなど、あきらかに中耳炎だとわかる場合は別ですが、熱を出したというだけならばやはり小児科を受診するべきです。
小児科では子どもの全身を診てくれます。
他の病気が影響している可能性もあります。
全身を診察した上で、きちんと中耳炎と診断してもらって耳鼻科的処置が必要だと判断されれば、それから耳鼻科へ行くのが理想的です。
耳鼻科とは名前の通り、耳と鼻を主に診るところです。
小児科とは、小児の病気や体のトラブルを診るところです。
「鼻汁」や「耳だれ」や「耳痛」といった症状があれば耳鼻科へ行きましょう。
「鼻汁」や「咳」や「発熱」といった症状が主にある場合には小児科へ行きましょう。
特に15歳以下の子どもの場合には「小児科」を受診するのが基本です。
中耳炎症状がひどい場合には、鼓膜を切開するなどの耳鼻科でしかできない処置がありますから、やはり耳鼻科がいいのだと思います。
しかし中耳炎だと思って、耳ばかりを耳鼻科で診断してもらっていたら、実は気管支炎によるもので鼻水が気管支に入って咳がでていたという場合もあります。
迷ったらまずは小児科を受診してください。
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