非専門医の活用
小児科医不足の今、発想の転換も必要だと思います。
小児を診るのは小児科だけなのか、そうではないと思います。
小児を診るのが小児科専門医だけとなると、その数はかなり減ってしまいます。
小児科医だからといってすべての病気がわかるわけではありません。
小児の特定の疾患において経験豊富な小児科医でも他の分野は苦手という人もいると思います。
逆に小児科医ではないけれど、たくさん小児を診ている医師もいます。
小児科専門医の資格は持っていないけれど、小児診療の臨床経験が豊富にある医師ということです。
こうした医師を活用していないことが現在の問題でもあるのです。
小児診療の経験があまりない小児科医と小児科医ではないけれど小児診療の経験が豊富な医師、どちらがいいかと言えば後者になると思います。
しかしこうした医師の経験は、看板だけではわかりません。
そのため小児科医と掲げている医師の元に患者が集中してしまうのです。
小児を診るのは小児科でなくてもできる、医師みんなで責任を持って診察をしていくという発想の転換が必要です。
さらに診てもらう側の親も頭の転換をしなければいけません。
24時間すべて小児科専門医に対応してほしいというのは無理があります。
イギリスなどが行っている「家庭医制度」を導入するといいと思います。
どんな病気でもまずホームドクターに診せるようにすれば、小児を診る医師が増えます。
中には「自分の専門は違うから小児は診ない」という医師もいます。
しかし医師側と親側がお互いに発想を変えて、家庭医制度を導入していけば、小児診療体制の問題を解決していくことができると思います。
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