小児喘息専門医

喘息の場合、どうやって医者を選べばいいのか考えていきます。
「医者」というのは、国家資格である「医師免許」を持っている人のことです。
そして「専門医」とは、日本専門医認定制度によって認定された医師のことを言います。
日本では医師の国家試験に合格した人が自由に標榜科目を選べるようになっています。
日本医学会加盟学会の専門医認定制協議会は、専門研修を5年以上受けていて資格審査と試験に合格し、学会に認定された医者のことを専門医としています。
自分のかかりつけの小児科医が専門医であるかどうかは、学会のホームページに告知されていますからそちらで確認することができます。
小児科の専門医を調べるには「日本小児科学会」、内科の専門医を調べるには「日本内科学会」、アレルギーの専門医を調べるには「日本アレルギー学会」、呼吸器の専門医を調べるには「日本呼吸器学会」のホームページになります。

だからといって必ずしも専門医がいい医者とは限りません。
専門医ではないけれどいい医者もいます。
小児喘息の専門医となると難しいかもしれません。
普段通院していて信頼できる医者で喘息のガイドラインについて知識のある人ならば、専門医でなくても通院してみる価値はあると思います。
信頼して相談できるという医者にかかるのが一番いいからです。
しかし小児喘息のガイドラインについては小児喘息の知識として知っている人を選んだ方がいいと思います。
小児喘息のガイドラインというのは、喘息の予防や管理や治療などについて望ましい方法、取り組み方を示したものです。

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