症状別病院の探し方その2

「転んでケガをした」という場合。
病気ではなくケガをしたときには、小児科を受診してもあまり意味がありません。
傷口がぱっくりと開いていて縫うような場合には、「外科」や「小児外科」を受診してください。
顔をケガしたときには「形成外科」にいくといいです。
形成外科がある医療機関は少ないのですが、形成外科ならばできる限り傷が残らないように治療することができます。
傷が開いた状態では、傷口から雑菌が入って感染症を起こしてしまいます。
傷が治りにくくなり跡も残りやすくなってしまうためなるべく早く外科を受診して傷口を縫うかテープで傷口を閉じてもらうようにしてください。
万が一、傷跡が残ってしまった場合にも、後から形成外科を受診して傷を目立たなくすることもできます。
緊急のときには、まずは外科に行って傷を直してください。

 

「やけどをした」、「イボが広がった」という場合。
子どもがやけどをして慌てて小児科を受診する人も多いかもしれません。
しかしやけどの場合は、「皮膚科」を受診してください。
やけどの程度によりますが、やけどの場合にはほとんど毎日のように皮膚科を受診して処置をしなければいけません。
きちんと処置をしないと跡が残ってしまいます。
やけどがひどいときには水ぶくれができてそれが破れると皮膚の細菌感染によって炎症を起こします。
そうならないために皮膚の感染を防ぐことが大事なのです。
イボは皮膚科でとることができます。
ただし液体窒素でイボを冷却させてとるため、多少痛みが伴います。
さらに液体窒素の処置を何回も繰り返さなければいけないため、小さな子どもの場合には処置が難しいかもしれません。

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